今日は王先生の所へ行ってきました。
神様の果実といわれる羅漢果を購入。
これは咳止め効果があり、肺の養生にもなりますし
肺の養生になるということは
皮膚の疾患にも効果抜群なわけです。
(肺と皮膚は同じ経絡)
ということで乾燥がひどくなるこの時期、
咳がなかなか治らない方や
肌がカサカサしてきたな~とか
私のように皮膚疾患がくすぶっている方には
もってこの食材ですので紹介します。
【名前】
羅漢果(らかんか)と読みます。
【姿かたち】
キウイのような見た目ですがとっても軽く
カシャンとわれます。
なかにはたくさんの種が入っています。
【原産・旬】
ほぼ100%中国からの輸入。
果実を乾燥させた状態でもってきます。
収穫時期は秋。
【味・関連する臓器】
身体を緩やかに冷やす性質あり。
味は甘味(あまい)。
肺、大腸、脾臓に作用する。
羅漢果に含まれる甘み成分はモグロサイドといわれ
砂糖の300倍の甘さがあるといわれています。
【効能】
・咳止め、扁桃腺の腫れ(清肺利咽・化痰止喘)
・蝶の乾燥を潤し、便秘解消(潤腸便秘)
・空咳をとめ、口の渇きをいやす(生津止渇)
【調理法】
スープや煮物の甘み付けに。
砂糖の代わりとして使えます。
薬膳茶に加えればとても甘くおいしいです。
煎じて羅漢果茶として飲むこともできます。
【購入方法】
・漢方薬局で購入できます。
(東京だと三軒茶屋の岡田薬局で売ています)
・ネット購入は信頼のおけるサイトのものを。
・ラカントSという甘味がスーパーで売られていますが
羅漢果を原料にしていると書いてありますが
私の身体の反応からすると(得意の人体実験です。笑)
加工されすぎて本来の力が弱まっているように感じます。
漢方で使う羅漢果とは別物と考えたほうが良いと思います。
さてさて、梶田家の羅漢果の使い方ですが
お茶にして飲んでいます。
大棗(なつめ)、枸杞子、羅漢果、烏龍茶を
1.5リットル入りの保温ポットに入れて
1日かけて飲みます。
(といっても美味しいので午前中で売り切れていますが…)
煎じる必要がないのでとても簡単。
自然な甘さがとてもおいしく
いつもゆきと奪い合いです。笑
私は羅漢果の香りが大好きで~
ってことは身体が求めている証拠。
薬膳って本当に面白くて
ある方には
「こんな薬みたいなのは絶対飲めない!」
ってものも、ある方にとっては
「こんなおいしいもの初めて飲んだ~」
ってなるわけです。
身体が求めていればとてもおいしく
逆においしく感じられない場合は
もういらないよ~のサインなんですね。
だから、
これさえ飲んでいれば大丈夫!
これさえ食べていれば大丈夫!
という万人に共通する健康食品は
ないってことですね。笑
と、ちょっと話がよこ道にそれましたが…
羅漢果、ぜひ使ってみてください。
それでは今日も
人生成功の1日を!!