11月19日、東京大学の安田講堂で開催された
代々木競技場世界遺産登録推進国際シンポジウムに
ジュニア枠で参加させていただきました。
ゆきは数年前から建築に興味を持ち
様々な建築家を調べては
作品をみに各地に足を運んでいました。
東京にいた時は
建築関係のイベントや講座があると参加して
主催者の方や参加者の方とお話するのを
楽しみにしていました。
今回のフォーラムでファシリテータを務められた
豊川斎赫先生(千葉大都市空間設計室)とは
目黒に住んでいた時に
建築関係のイベントでご縁を頂きました。
昨日は豊川先生の粋なご計らいで、
ゆきはシンポジウム最後に、
コメントでも質問でも感想でも
なんでもいいから発表していい権利をいただき…笑
隈研吾さんに直接質問することができました!!
なかなかいい質問で
会場の皆さんも隈研吾さんも笑ってくれて…
いい感じに場を和ませてくれました。
さらに、その質問の時に
「青森から来ました、梶田悠希菜です。」
と自己紹介したのですが
私たちの斜め前に座っていた方が
なんと青森アリーナの設計を隈研吾さんと一緒に行っているという方で
「来年完成するからぜひエスコートさせてね!」
と名刺を渡してくださったんです。
もう、ミラクル~!!
その後、隈研吾さんとツーショットを撮っていただき
握手に、エールに夢のような時間を過ごし
「わたし、絶対この学校に入学する~」と
ルンルンで東大を後にして(おいおい、東大ですよここ。笑)
八戸に帰ってきたという感じです。
ゆきはぱっと見、積極的な子には見えません。
学校でも目立たない存在ですし
進んで手をあげるタイプでもない。
勉強もそれほど一生懸命じゃないし
頭がいいわけでもない。
しいていうなれば
何考えてるかわからない不思議ちゃんという感じ。
でも豊川先生にご提案頂いたとき
「はい、やります!」
と私がびっくりするほど即答したんです。
そのアクションがあったからこそ
隈研吾さんに質問でき、
写真も撮っていただき、
握手もエールも頂けた。
そしてさらに、
隈さんのお仕事パートナーの方とのご縁も頂けたわけです。
ミラクルは待っているだけじゃ起きないんだって
近くで見ていて改めてそう感じました。
安田講堂に集まった方はかなり大勢。
ほとんどが建築の専門家と東大生。
その中で発表なんかできるんか~い!!
と私の方が横でドキドキしてしまいましたが
好きなことってできちゃうんですよね。
わが子ながらに度胸あるなと感心しちゃいました。
改めて。
行動してますか?
ミラクルばかり期待してませんか?
何事も始めなければ
始まりません。
(あたりまえですが・・・)
何だって最初の1歩を踏み出すのは私自身。
そんなことを考える良いきっかけになりました。
~最後のおまけ~
ちなみに会場をわかせてくれたゆきの質問ですが…
丹下先生の作品である代々木体育館は
とてもユニークな構造をしていて
世界広しといえど他に例を観ないデザインです。
(複数の構造の掛け合わせでデザインされたものです。)
それを様々な専門家の先生が
半日かけてプレゼンしてくださり
代々木体育館の価値を再確認したフォーラムだったのですが、
それを受けて、
「隈さんだったら代々木体育館と同じ構造を使って
どんな作品を作りますか?」
という質問でした。
「いや~これは難しい!」と隈さん。
会場、笑う!!
そして隈さんの答えは・・・
丹下先生の活躍した時代にくらべ
現代は、耐震強度やバリアフリー、防災の観点で
制限が大きくなっているから
建築家のできる仕事の幅は狭くなりつつある。
もしかしたら建築家の能力は
丹下先生の頃より退化しているのかもしれない。
そこは我々が頑張っていかなくちゃいけないところです。
というコメントを頂きました。
本当にありがとうございます。
この出会いがゆきの人生に
素晴らしい力を与えてくれると確信しています!!
それでは今日も
人生最高の1日を☆彡