essay エッセイ

自然の循環の一部として生きること

お元氣さまです。

自分の力で家族の健康も人生も守っていきたい!
と思っている方に
その具体的な方法をお伝えしております、
現代の仙人(笑)梶田裕深です。

私の父は、今年で72歳。

那須で、無農薬栽培の農園をやっています。

先祖代々の畑で農業をしてきましたが、
一代前、つまり私の祖父母の時代は
いわゆる慣行農法でした。

先日、実家に帰ったときに
父がぽつりと、こんなことを言ったんです。

「やっと、肥毒が抜けてきたよ」

長年、化学肥料を入れてきた土地は
どうしても土がカチカチになってしまうそう。

それを10年以上、
丁寧に、丁寧に耕し続ける。

そうすると、少しずつ科学肥料の毒が抜けて
ふかふかの土に生まれ変わるんだそうです。

父、すごいなぁって。

小さいころから
目の前のことに黙々と向き合う姿を見てきましたが、
この年になってもその生き方を貫き通す姿、
本当に尊敬しています。

そんな父の畑で育った
無農薬の大根から作った切り干し大根で
切り干し大根の煮つけを作ってみました。

まず、香りが甘い。

そして・・・
出汁も、醤油も、甘さも足さずに
ただ、ことこと煮ただけで
ほっぺが落ちるほどおいしい
切り干し大根が出来上がりました。

圧倒的な自然のチカラに
人間の私が余計な調味料を入れるなんて
おこがましいよねって思ってしまったほど。笑

作り方は、母仕込み。

母は本当に料理が上手で、
火加減がとても優しいのです。

両親の愛を、たっぷり受けて出来上がった
切り干し大根の煮つけ。

あぁ、私はこの愛で
大きくなったんだよなぁって
しみじみ思いました。

人間の身体も、これと同じです。

自然由来のものをいただけば、
身体も心も、ふかふかと
自然に沿った状態に戻っていく。

でも、不自然なものを入れ続ければ
どこかに必ずひずみが出てきます。

そのひずみを整えるには、
土と同じように
「排毒の期間」が必要です。

それにね、
食べ物から私たちがいただいているものは
カロリーや栄養素だけではありません。

生産者の想い。
作り手の想い。
そして、自然のチカラ。

そうした目に見えないものを
まるっといただいて
今、目の前に置かれている。

だからこそ
目に見えないものへの敬意を
忘れずに生きていきたい。

それが、
この自然の循環の一部として
生きることだと思うから。

それでは今日も
人生最高の1日を☆彡

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▼季節のうつろいを楽しみながら
日本人が大切にしてきた
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