essay エッセイ

成功する自信より大切なこと

「走った距離は裏切らない」

中学校の時の陸上部の先生が言っていた言葉。
私は何度もこの言葉に救われて、この言葉に勇気づけられました。

長距離と駅伝をやっていた私。
短距離のように一瞬で勝負がつくわけではない種目で
常に苦しさと諦めそうになる弱い自分との勝負でした。

でもスタートラインに立った時
「ここにいる誰よりもたくさん走ってきたじゃないか」
と、自然に思えるレースではすべて好タイムを出していました。

自信をつけろとか、自分を信じろとか
スポーツをやっていれば
1度は聞いたことがある言葉だと思います。

その自信は<レースで勝てる自信>
とはちょっと違うような気がします。

そうじゃなくて
最後まで自分の可能性をあきらめないという自信だと思う。

その結果、すごくいいタイムが出て
レースに勝てるかもしれない。
でも、それは結果。

苦しくても「私はできる」と思い続け、前に進むこと。
言葉で書けば簡単なのですが
練習なしにはできないことだと思います。

だから、先生のいう「走った距離は裏切らない。」は本当だと思う。

大人になった今でもその言葉はずっと私の中にあります。

今だと…
書いた記事は裏切らないでしょうか。笑

実際に、メルマガ1000日連続投稿にチャレンジし
達成したことはすごく自信につながりました。

と言いつつ…文章をうまく書く自信はいまだに全くないのだけれど
今日もまた、書くことで自信をはぐくんでいる自分がいます。

自信がなかったらやってみればいい。
(自分に言い聞かせてます。笑)

走ること書くことに限らず、
手を動かして、足を動かして、頭をひねって
汗をかきながら、
今できることをなんでも
自分からやってみればいい。

1回でダメなら10回。
10回でダメなら100回。
100回でダメなら1000回。
1000回でダメでもまだまだやってみればいい。

そんなことをしているうちに
知らず知らず自信が生まれている。
「これだけやってきたじゃないか!!」って。

その経験は誰にも盗まれないし、
なくならないし、
どこかに消えるわけでもない。

そんなことを考えたら
人生において成功する自信って
実はそんなに重要じゃなくて、
成功するまで…つまり自分が望む人生にたどり着くまで
やり続ける自信のほうがずっとずっと重要に思えてきました。

それでは今日も
人生最高の1日を☆彡