essay エッセイ

日本の美意識に浸る9月~伝統文化と豊かな自然のリズムを楽しもう~

お元氣様です、梶田裕深です。

9月スタートしましたね。
まだまだ暑い日が続きますが…

秋来ぬと 
目にはさやかに見えねども 
風の音にぞ 
おどれかれぬる

この歌がまさに似合う季節だなと感じています。
この歌、高校生のころから好きだったんだよな~

9月って昔の言い方だと「長月」と言います。 

これは夜が日増しに長くなるので「夜長月」
秋の長雨で「長雨月」からくるとか
日数調整のために
1年のうちで1番長い月だったなどなど…諸説あります。

収穫の時期でもあるので
「稲刈月」「稲熟月」といったり
「菊月」「紅葉月」「暮秋(ぼしゅう)」ともいうそう!

なんだか情景が目に浮かびますね。
相変わらず日本人の感性素晴らしいです。

そんな9月ですが
私は9月大好きなんです。

なぜかって?
3連休が2回あるから~
ではありません。

お月様(天体に関連する)の行事がたくさんあるから。
宇宙がにぎやかな9月が好き。

ざっと書いてみると~

〇9月15日 十三夜
〇9月17日 十五夜/中秋の名月
〇9月22日 秋分の日
(お月様じゃないけど、昼夜引き分けの日!)
〇9月19日から25日まで秋の彼岸
(お月様じゃないけど、あの世とこの世が近づく日)

空を見上げる回数、
はるか彼方に思いをはせる回数が多くなりそうです。
宇宙の中の私を感じるのってすごく面白い。

さて、宙模様を楽しむことに加え
今年はどうしてもやりたいことがある。

それは・・・重陽の節句を楽しむこと!!

お酒を飲まない私は
ついつい重陽の節句を忘れてしまいます。

9月9日は重陽の節句と言って
日本の五節句のうちの1つ。
でも、結構影が薄いですよね。

この頃は菊がきれいに咲くことから
気功を愛で、
菊酒をいただき、
健康長寿を願う日です。

菊って私のイメージだと
お刺身にぴょろっと
小さくて黄色い菊がのっているイメージだったのですが
東北にきてびっくり!!
スーパーの野菜コーナーにほぼ1年中、
菊の花がおいてあります。

ちなみに生のものもあれば
乾燥させたものを丸くのして売っているのもある。

しかも量が多い!!
みんなどうやって食べてるのかな~?

こんだけ手に入りやすいのに
お祝いしないなんて~ないわ!!笑

というわけで
菊酒と~
酢の物と~
菊のお粥~でも作ろうかなと思っています。
さあ、ちゃんとできるのかな、私!?笑

ほかにも9月は秋のイベントがたくさん開催されますね。

美味しいものをいただいたり
伝統文化に触れたり
美術館や博物館で感性に磨きをかけたり
自然の中でスポーツしたり。
自然の中で虫の音や草花を楽しんだり。
もう、やることたくさん!!

そんな9月も思いっきり楽しみましょう!
・・・という、
今日は9月のお楽しみを思い出して
ワクワクしてもらうためのお知らせでした。

それでは今日も
人生最高の1日を☆彡