essay エッセイ

神様が現れて3つの能力を授けてくれました…

昨日はゆきは習い事にいっていました。

ちょっとユニークな習い事で
将来設計図というものを作るんです。

いきなり「はい、作って!」というのではなく
いろいろな質問に答えていって、
最終的に未来設計図ができました、という感じになります。

何週間もかけて作っていくもので
両親や家族に協力してもらうワークもあります。

その1番最初の質問がタイトルの
「神様が現れてあなたが望む3つの能力を授けてくれました。
 さてあなたはどんな3つの能力をお願いしましたか?」
というものだったそうです。

この後、質問は
「その能力を使ってあなたは何をしたいですか?」
という風に続くんだろうな~と私は想像しているのですが
ちょっとここでひと悶着あったそうです。

って1問目からひと悶着ってどうなのよ
という気持ちはちょっと横に置いといて…笑

そんなことは知らない帰り道、
(ひと悶着の話は帰ってから聞きました)
ゆきが私に同じ質問をしました。

私はいろいろ考えて答えを出しました。
その答えは、なんと!!
ゆきと同じ答えでした。(すげ~さすが親子!)

さて、私たち親子の答えは何だったかというと…

何でしょう?

何でしょう?

何でしょう?

しつこいってな。笑

答えは…
「なにもいらない」
でした。

私は即答でこの答えが出たわけではありません。

あれもあったらいいかも
これもあったらいいかも
っていろいろ考えて
さらに、その能力を使って
夢をかなえている自分まで想像したんです。

その時思ったのが…
「つまんなくない?」

「神様に能力授けてもらって
 かなえる未来って結構味気ないかも。」
って思ってしまったんです。

問題を放棄しているわけでもなく
すでに能力があるから大丈夫という過信でもなく
自分で能力を見つけて
自分で能力をはぐくんで
自分で問題を解決していく人生って
めっちゃ楽しそう!
だったら今のままでよくない?

というわけで・・・↓↓↓

「なにもいらない」
ということになったのです。

ジョージさんにいったら「すごい自信だね」
と言われたんですが…そうではなくて、
自信は全くないし
能力も全くないんですが
それを自分の手で見つけていく!
という面白さは存分にあると思うのです。

と言いながら
「また失敗しちゃった~」とか
「やっぱり私ってダメだわ」とか
しっかり落ち込んだりしていますけどね。

それも楽しみの一つなのかと改めて思った次第です。

この解答がまったくゆきと一緒だったんです。

「かあか、だよね~。そう思うでしょ~」
と強烈に同意されたんですが
ひと悶着あったというのは
この一連の思考過程を一生懸命先生に説明したけど
理解してもらえなかったということです。(残念!)

テキストに「なにもいらない」と書いたら、
「もうちょっと考えたら出てくるよ」と言われたそうで…

「そうじゃないんだよ」と言いたかったけど
舌っ足らずで伝わらなかったということでした。

まあ、テキストは宿題になったそうで
来週までにいい感じに補足事項を継ぎ足して
完成させようと思っています。

私も少々サポートしようと思っています。

<上手くいくことがいい人生>
という設定になっていたら
上手くいかないことがつらくなりますが
私自身のいい人生の設定が
<自分で創り上げていく人生>となっているので
上手くいかないことも
まあ、少々大変ですが…笑
それもまたよい人生の一部なのです。

1番びっくりして
でも、ちょっとうれしかったのは
ゆきも同じだったということかな。

それでは今日も
人生最高の1日を☆彡