essay エッセイ

春分の日は何をお祝いするの?

お元氣さまです、梶田裕深です。

明日は<春分の日>という国民の祝日で
学校もお仕事もお休みになりますね。

娘のゆきは
「やったー、学校休み~!!」
と張り切っていますが
さて、何をお祝いする日が知っていますか?

実は私もよく知らなかった。
勝手にお墓参り記念日かと思っていました。笑

まあ、あながち間違ではいないけど
正しくもないです。

日本の祝日法では
『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』
と定められています。

なんと風流な日本人!

春分と秋分の日は
太陽は真東から昇り、
真西に沈み
昼と夜の長さが一緒になる日です。

仏教ではこの時期を
彼岸(あの世)と此岸(この世)が
1番近くなり通じやすくなる時期と考え
お墓参りに行く習慣があります。

ちなみに春のお彼岸は
春分の日を真ん中にして
7日間を指します。

現在私が住む青森は
ご先祖供養をすごく丁寧に行う地域だなと感じます。

東京ではスーパーのお惣菜コーナーに
<彼岸>の文字と共に
和菓子が並んではいましたが
その比じゃないほど
青森の彼岸コーナーはにぎわっています。

お墓参り用の仏花や
和菓子やお供え物など
大々的に展開しているんです。

もちろん皆さん
お墓参りの習慣も大事にしています。

狭い日本と言えど
地域性ってあるんだな~
と改めて感じました。

日本らしい行事や
日本文化を継承していくことは
難しい本を読むのではなく
生活の中で私たちのご先祖様が
祈りを込めて行ってきた行事を
楽しく、おいしく行うことだと
私は思っています。

あ、<おいしく>ってのは
季節の行事には必ず
行事食というのがついてきますから
それをその時期に
家族みんなでおいしく頂く
ということです。

春のお彼岸の行事食は
牡丹餅ですね!!

私自身、大人になって思い出すのは
お母さんやおばあちゃんが
どうやって日本の歳時記をお祝いしていたか?
という姿であり、
本を読むよりずっと印象に残るのが
この<実際に楽しむ>という方法です。

だからこそ、明日は存分に
<春分の日>を楽しんでください。

梶田家も家族みんなで
春分の日を満喫しようと思います!!

それでは今日も
人生最高の1日を☆彡