essay エッセイ

諦めない為に1番大切なこと

お元気さまです!!
梶田裕深です。

娘のゆきは小学校5年生。
青森に引っ越してから
馬術改め、流鏑馬を習っています。

目黒にいた時から乗馬は習っていたので
馬に乗ることはできたのですが
走る馬の上で両手を離して弓をひくのは
簡単ではありません。
毎週末お稽古を頑張ってきました。

4月に<桜流鏑馬>という女の子だけの大会があり
その大会で<露払い>という役をやらないかと
お話をいただいていたんです。

<露払い>というのは
本戦がスタートする前に
流鏑馬走路を走る試走役のことで
もともと神事である流鏑馬における
お清め的意味合いがあり
とても名誉な役なんです。

この冬はその役目を全うすべく
吹雪の日も極寒の日も練習してきたわけです。

でも、
ちょっとした事件がありました。

今年の大会はエントリー者が多く
本戦に参加できない騎手が多く出ているそう。

そんな理由から
本当は本戦出でられるだけの能力があるのに
エントリーできなかった人に
露払いをやってもらうと
乗馬スクールが決定したのです。

大人だったらこの事情、
分かると思うのですが
この冬ずっと露払いとして
大会に参加することだけを目標に
頑張ってきたゆきにとっては
納得のいかない決定だったわけです。

先生たちも言葉を尽くして
説明はしてくれたんですが
本人にはがっくり。
私もなんと言葉をかけたいいものやら。

でも、彼女はひと通り落ち込んだ後に

「練習する。
 もしかしたら本番直前に何かあって
 私に役が回ってくるかもしれない」

といって、なお一層練習を頑張る決意をしたのです。
そして事実、前にもまして練習に励んでいる。

諦めないってそういうことだよね
と改めて感じました。

本番当日に出走するはずだった人が
もしかしたらお腹が痛くなって
急遽交代なんてこともあるかもしれないんです。

だから準備万全にしておく。

このゆきの姿を見て
気づいたことがありました。

ゆきは特段根性がある子かと言えばそうではない。
意志が強いかと言えばそうでもない。

頑張るとか、
不断の努力とか
不屈の精神とか、
体育会系のノリでは全くないのですが・・・
1つだけ持っているものがある。

それは
「絶対叶えたい夢(目標)がある」
ということ。

どんなことをしてでも
絶対流鏑馬に出たい。

じゃあ、そのためにできることは何か?
彼女の答えが
準備を万全にすることだったわけです。

露払いはほかの人にやってもらうといわれても
出走するまで誰がやるかはわからない、
だったら私にもまだチャンスがある。
というわけなのです。

これ、できそうで
なかなかできない考え方です。

だから・・・
夢をかなえるためには
なにくそ!で頑張る気持ち
(根性というのかもしれません)
や練習に励むということ
(これを努力というのかもしれません)
が必要になってくるでしょう。

でもその根性を発揮して
努力し続け
諦めそうになる自分を
どうにか夢に向かわせるためには
絶対叶えたい夢(目標)の力が必要不可欠。

今日は3月20日春分の日。

星読み(占星術)をしている友人から
今日は宇宙元旦といって
1年の運を決める「土台」が完成する日だそう。

今日以降、その土台の上で
色々な物事が展開していくため、
今日、どんな未来をかなえていきたいか決めると
良い流れに乗ることができるそうです。

そう、絶対叶えたい夢を決めるには
最高の日というわけなのです!

絶対叶えたい夢ありますか?

ぜひ、今日は自分の叶えたい未来を
思い描く時間をとってみてください。

その夢、きっと叶います!!

それでは今日も
人生最高の1日を☆彡