Content コンテンツ

【第3話】生まれ変わりの21日間

お元氣さまです、梶田裕深です。

連続投稿3日目。
茶の子の先生とのストーリーです。

毎回丁寧なご感想
本当にありがとうございます。
とっても励みになっています!

今日もコーヒー片手に
お付き合いください。

では早速、第3話のスタート!!


『食養生が未来を拓く
~不思議な仙人じいちゃんの悠久の教え~』

運命の出会いから20年
<究極の自分軸で生きる>
原点を振り返る8つのストーリー

このストーリーは、
梶田裕深がどのように<自分軸>を取り戻し
自分らしく生きることを実践してきたかを
8つのお話でつづるエッセイです。

【目次】
第1話 運命のターニングポイント
第2話 お前さん、本気で生きる覚悟はあるかね?

第3話 生まれ変わりの21日間
第4話 2人で紡ぐ食養生
第5話 命は助かったが…
第6話 食べ方は生き方
第7話 究極の自分軸で生きよ
第8話 命はそんなにやわじゃない

という流れの中の今日は第3話です。
第1話見逃しちゃった~
という方は目次タイトルをクリックすると
それぞれのページにいきますのでお読みください。

毎日必死でした。
毎日、目の回るような日々でした。

第3話 生まれ変わりの21日間

先生との学びはすぐに始まりました。

今まではただのお客さんだった私が
先生と師弟関係になるのだから、
今までの通りには行かないとは
思っていたものの…想像以上でした。

半断食で身体を浄化して
そこから本格的な学びに入るという。

それまで断食なんかしたことないし、
食を断つなんて恐怖でしかない私。

仕事は有休を使い、どうにか継続しながら、
不安と心配の中で半断食はスタートしました。

半断食とは完全に食を断つのではなく
1日に1食少量の食事(玄米のお粥や少量の雑穀のごはん)を
いただきながら、
身体をよく動かし循環をあげ
浄化を促進する健康法です。

日本における断食の歴史は
仏教の修行の一環として古くからありました。

最近は、ファスティングやクレンズなんかが
断食に近いことをしています。

断食スタートにともない
今まで私が大好きだった・・・
お肉や揚げ物、チーズや甘いお菓子、
さらに動物性食品一切はその日から禁止になりました。

怖くて聞けなかったのですが、
これは21日間だけではなく
その後も食べることが禁止されました。

ひとまず必死でした。
どうにかして21日間の断食をやり切らなければいけません。

今考えたら…きっとこれは、
私の覚悟を観るための
先生の<見定め期間>だったのかもしれません。
でも、そんなことを考える余裕など
当時の私には皆無でした。

先生のお家はレストランがあって台所があって
そのお奥に小さな居住スペースがあります。

古い本や先生が筆で書いた書物が
所狭しと並んでいました。

本当だったら住み込みで
21日間行うのが良かったのでしょうが
残念ながら私の寝られるスペースはあらず。
寝る時だけは私の実家でお世話になっていました。

目が覚めたら
そのまますぐに先生のところに行き、
夜はお風呂に入って寝るだけにしてから
実家に帰宅という生活が続きました。

日中は畑を耕したり
レストランの台所の一角を借りて
食養生に関する実践を行う時間です。

お風呂は近くの温泉に行き
そこから夜の講義がありました。

テキストは先生の筆書きの書物をみながら進めました。
料理教室のように決まったカリキュラムはなく
その時に必要な話を必要なだけするスタイルでした。

先生が長年にわたって記してきた書物は
今までに見たなかで1番太いバインダーで
12~13冊くらいありました。

それが天井ちかくに取り付けられた
本棚にずらっと並んでいて
<元に戻せば、どれを読んでも良い>
というルールでした。

そして今まで生きてきた中で
1番充実していました。

先生の話はきっと彼が伝えたいと思っている
10分の一も私は受け取ることが
できなかっただろうけど
そんな私にいろんな角度から
いろんな実例を交えて
お話してくれたんです。

お腹がすく暇などありませんでした。

断食期間中は
食べる量がかなり減りますから
お通じも減ります。

でも全くでないというわけではなく
それがまた私にとっては
とても不思議な体験でした。

身体が浄化モードになると
今まで溜まっていた不要ものが
便を通してどんどん排出されるというのは
知識では知っていましたが
実際に体感すると不思議な感覚
というのが正直な感想。

私はふらふらすることはなかったのですが
頭が痛くなることが何度かあり、
その度に先生と一緒に
お手当てをしていくという感じで
出たとこ対処です。

身体の準備ができたら
必要なことが必要なだけ起こるよ。
だから安心してその出たことに
できることをしていけばよい。

この教えは今でも私の食養生生活を
支えてくれています。

東洋医学の基本になる陰陽という概念は
先生に出会うまで全く分かりませんでしたが
本で読むよりも身体や症状で体感しながら
それを食べ物で改善していく
という実践的な陰陽の習得は
その後の私の陰陽ライフに
大きな影響を与えたのは間違いありません。

スタート前は21日間は果てしなく遠く
とても困難な道のりだと感じていました。

不安と心配から始まった21日間の半断食は
終わってみれば
「もう終わったのか」
というくらいあっけないものでした。

でもこの21日間で蝶々が孵化するように
私の自然治癒力は花開いていくのでした。

(第4話へ続く)

と、今日はここまで。
いかがだったでしょうか?


第1の試練である21日間の半断食を乗り越え
さらに学びは深まります。
ここで新たな仲間が登場しますが
果たしてそれは誰なのでしょうか?
そしてどんな風に裕深をサポートをするのか
目が離せません!!

次回もお楽しみに~


それでは今日も
人生最高の1日を☆彡


全8話のこのエッセー。
ご感想なんていただけたら、
とてもとても嬉しいし
次のストーリー作成の励みになります!!

最後にちょっと紹介させてください。
メルマガで古き良き日本人の智恵で
毎日を豊かにするヒントをお届けしています。
全8話のストーリーもこちらにご登録いただきますと
読み逃しなくご覧いただけます。
もしよかったらご登録ください↓↓↓