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新聞は<読む>から<体験する>の時代へ~朝日小学生新聞から広がる子供の可能性~

今回は梶田家が購読している<朝日小学生新聞>を読むことでつながった素敵な出会いと体験を紹介しています。購読するにあたってどの新聞社にするかの基準とした<3つの基準>も提示。

すでに新聞を購読されているご家庭は新聞活用方法の参考に、まだ購読されていないご家庭は購読のきっかけにしていただけたら嬉しいです。

1, 小学生新聞を知っていますか?

自分の写真が掲載された朝日小学生新聞を持つ娘
小学生向けの新聞、「小学生新聞」は現在、朝日、読売、毎日の3つの新聞社が出しています。梶田家は娘が2年生になった時から朝日小学生新聞を購読しています。それは私自身が子どもの頃、小学生新聞を通してたくさんの出会いを経験したからです。

そんなステキな出会いを娘にもしてほしいと思い、小学生新聞を購読することを決めました。

私も小学生新聞の読者でした

テーブルの上に新聞とNEWSのつみきがある写真
私が小学生だった時、母の勧めで小学生新聞を読むことになりました。もともと応募好きの母でしたから、新聞にお知らせがある絵画コンクールや書道展や作文コンテストには家族そろって応募しました。

絵を描くのも書道も作文も大好きだった私は、いろいろなコンクールで賞をいただき、東京や各地で行われる表彰式に招待していただいたのです。

そこには有名な画家の先生や作家さん、など審査にかかわった方々が来ていて交流するのがとても楽しかった思い出があります。また、毎日新聞社独自の取材も受け、自分のことが新聞に紹介される嬉しさを体験しました。

小学生新聞はいつから読み始めたらいいの?

お母さんと相談をしている女の子
そんな経験からいつか娘にも小学生新聞を通して様々な出会いと体験をしてほしいと思っていました。

しかし、購読のタイミングはよく考えました。なぜならばあまりに早すぎると、読むことが苦痛になるし、内容的に理解ができませんから毎日読むという習慣はつきにくいからです。

学校の勉強に余裕ができ、かつ、自分以外のことに興味を持ちだす時期ということで小学校2年生からスタートしました。

3つの基準で選んだ新聞社

窓辺にコーヒーと新聞と目覚まし時計がおかれた朝の情景
購読すると決めたもののどの新聞社にするか?という問題がもちあがりました。私は私自身が毎日小学生新聞を読んでいたので毎日に…という思いもありましたが3社とも購読したうえで決めようと思っていました。

こんな基準で梶田家にあう新聞社を見つけていくことにしました。

①本1冊よりも価値のある体験ができること。
⇒これは新聞1か月の購読料は約1800円。本以上の体験ができないのであれば月に1冊好きな本を買ったほうが有意義という基準です。

②読むだけではなく、参加型の新聞であること
⇒新聞を通して多くの体験や出会いを経験してほしいという思いから、体験型、読者参加型の新聞。

③毎日届くもの
⇒毎日読み続けるということに意義を感じていたので毎日届くもの。

その基準をすべて満たしているのが朝日小学生新聞でした。

2, リポーターという形で新聞とかかわることができる朝日小学生新聞

手帳とペンを持つ記者の女性
朝日小学生新聞を購読するようになってから<朝小リポーター>という存在をしりました。このリポーターという制度がとてもよい取り組みだと実感しているのでここで紹介します。

朝小リポーターとはどんな取り組みなのか?

テーブルの上に置かれたメモ帳とスマホ
朝小リポーターには購読者であればだれでも無料で登録することができます。毎週木曜日にミッションメールが届き、その中から参加できることに参加します。

社会で起きていることへのコメントや編集部へのリクエスト、連載の感想や、全国の読者へ伝えたいことを文章と写真で送ります。リポーター対象にした会議でこれからやりたいことを話し合ったり、記者と一緒に取材に同行することもできます。

参加する、やってみる、会いに行く、そして相談する

講座に必要なペンとノート
朝小は様々なイベントやお家でできる楽しい遊びや知育などを紹介しているので、新聞の記事をもとに実際に行動できる仕組みがあります。さらにリポーターに登録することによってミッションメールが届き、どんなことに目を向ければよいのか?社会ではどんなことが起きているのか?ということが、子どもながらに意識できます。

記事を読むことで参加したいというイベントが見つかったり、全国の読者に伝えたいことがあるから自分で調べたり勉強する機会が増えます。

参加する、やってみる、取材に同行して会いに行く、編集部に相談したりリクエストができる…そしてそれを記事に反映してもらえるというのは朝小ならではと感じています。

3, 朝日小学生新聞からつながった素敵な出会い&体験

和紙でつくった張り子のパイナップル
梶田家は購読2年目、朝小リポーター2年目ですが今までに新聞を通してどんな出会いがあったか紹介しようと思います。具体例があったほうがイメージがつかみやすいと思うので参考にしてください。

手作りコーナーで作品を紹介していただきました。

娘は工作が大好き。といっても作った作品は誰に見せるでもなくお蔵入りすることが多く、親心にもったいなさを感じていました。

そこで朝小の手作りクラブに投稿することに。3回ほど紹介していただきました。作品がこちらです。

さらに「遊んでアーティスト」という名画を自分なりにアレンジするコーナーでは2回紹介していただきプレゼントまでいただきました。

専門家にアカショウビンの生態を聞くことができました

枝にとまるアカショウビン
アカショウビンの生態について図鑑でもネットでも調べきれない事柄を編集部に質問したところ、朝小の記者がアカショウビンの生態を研究している北海道大学の先生に取材してくださり、その疑問を解決してくれました。

朝小に紹介されていた<ガウディ展>にいき、主催者の山村さんに会えました

スペイン大使館で開催されたガウディ展のトカゲの展示品
春休みにスペイン大使館でガウディ展を開催するというお知らせが朝小に掲載されました。ガウディは自然が大好きでその自然を建築を通して表現した人物だと知り興味を持った娘。スペイン大使館に入ることができることも魅力で、最終日におじゃましました。

他にも何組かの家族が展示を見ていたのですが、ある男性が話しかけてくれました。その方が主催者の山村健さんでした。

8歳のころにガウディに出会い、衝撃を受け大好きになったこと。ガウディが作った住宅はクーラーなしでも自然の風を取り込むシステムがあったこと、モザイクの装飾を滑らかに施す技術を生み出したこと。そして何よりガウディは自然が大好きなことをお話してくださいました。

展示品の説明もすべて行っていただき、私達親子もその日以来、ガウディとスペインと山村さんが大好きになりました。

朝小で連載を担当していた日本唯一の北極冒険家・荻田泰永さんに会えました

日本唯一の北極冒険家・荻田泰永さんと娘2ショット
歴代の冒険家を紹介するコーナーが大好きな娘。「将来の夢は冒険家もいいかも…でも、冒険家って普段どんなことして身体を鍛えているんだろう?本人に聞いてみよう!!」ということで、現地に行くことになりました。

神奈川県にある冒険研究所書店さんは日本唯一の北極冒険家・荻田泰永が店長さんをしているちょっとユニークな本屋さん。その荻田泰永さん本人にお会いすることができました。

ちょうどその日はイベントで100マイルチャレンジの報告会を開催中!!

100マイルチャレンジとは6年生対象に野営をしながら100マイルを踏破するという冒険チャレンジ。夏休みの10日間を使って行うそうですが、募集の告知がいつになるか公表しないという異例のイベント。娘は6年生になったら絶対参加したいと決意しました。

135億光年先の最遠方銀河候補をみつけた東大の播金先生の取材に同行しました

東大の宇宙線研究所の播金先生と娘
朝小リポーターとして記者の取材に同行することができました。

きっかけは千葉大学が129億光年先の銀河を見つけたという記事を見た時に、「どのようにその距離を測っているのだろう?」と疑問をもった娘。それを朝小に質問したところ、「取材に同行しませんか?」というお誘いをいたのです!!

先日東京大学の宇宙線研究所の播金先生の研究室にお邪魔しました。(上記写真は播金先生の研究室にて)記事は6月4日の1面に掲載していただきました。(この記事の1,に掲載されている写真)

宇宙に興味を持つようになってから春休みに国立天文台にいったり、宇宙関連のイベントに参加したり、机のまわりは宇宙の物ばっかりになっていた時期のお誘いで、嬉しい反面、とても緊張したようですが、疑問の答えを最先端の研究をしている先生から聞くことができ大満足の娘でした。

またとないチャンスを与えてくださった朝小さんに大感謝です。

4, 新聞を購読するときに心配なこと

スタートの英文字
前章では購読することでつながった素敵な出会いや体験を紹介しましたが、新聞購読を躊躇する理由として、「もし続けられなかったrどうしよう」「毎日読めなくてたまっていったらどうしよう?」「子供の興味のある分野がなかったらどうしよう?」という心配があると思います。

実際私も読むことが習慣化できなかったらどうしようと考えました。それを解決する梶田流の解決手段をここでは紹介します。

読み切れない、続かなかったらどうしようという心配

お母さんと相談をしている女の子
小学生と言えども、宿題や習い事、やりたい事や見たいテレビで毎日大忙しだと思います。朝早く起きて優雅に新聞を読んでから学校に行くのは至難の業。

梶田家では娘の好きなコーナーと各記事の見出しとリードは読むように伝えています。それも難しそうなときは娘が朝食を食べている時に私が読み上げるか話題にします。

朝読み切れなかったものは夕方か寝る前、さらに平日読み切れなかったものは休日に新聞を読む時間をとるようにしています。

完璧を求めないことが長く続けるコツです。

子供に興味がある分野がないかもしれないという心配

朝小の場合はもともとも記事が多岐にわたるので、興味がある記事が全くないということは起こる可能性は低いのですが、万が一そうなったとしてもリクエストすることができます。

編集部はメールでも電話でもFAXでも様々な形で読者のリクエストを受け付けていますので活用することでこの悩みは解決すると思います。

また、お母さんが新聞の内容とお子さんの好きな分野、得意な分野を関連付けてお話することで新聞に興味を持つこともあります。実際の生活と新聞の情報をつなげる役目に親がなれるとよいと思います。

5, 新聞は<読む>から<体験する>の時代へ

日本で唯一のお菓子型博物館
朝小を購読するようになって新聞は読むものから体験するものに変わりつつあります。

土地柄、東京をはじめとする関東圏は様々な施設(美術館や博物館)や紹介されるイベントが多くあり、参加しようと思ったらすぐに参加できるというメリットがあります。

読んだだけでは終わらせない、読むことでその先の世界を観にいけるという朝日小学生新聞。もはや新聞の域を超えた知的エンターテイメントになりつつあります。

次はどこに参加しようか、次はだれに会いに行こうか?そんな話を親子でできるようになりました。

さらに、同年代の小学生が行っている研究やお勧めしてくれる本は私たち大人が紹介するのとはちょっと違うようです。(小学生ながらも意識するというところがある様子です)やはり子供にとっては<同じくらいの年の子>というのが大事なポイント。そういう点においても、朝小は毎日のように読者である小学生の作品や本の紹介を掲載してくださるので、毎日刺激を受けています。

6, まとめ

今回は梶田家が購読している朝日小学生新聞を読むことでつながった素敵な出会いと体験を中心にお話しました。

梶田家は小学生新聞を読むようになって私と夫の力だけでは絶対出会えなかった方や、絶対できなかったであろう体験に恵まれました。それは子どもの可能性を広げることにつながっています。

すでに新聞を購読されているご家庭は新聞活用方法の参考に、まだ購読されていないご家庭は購読のきっかけにしていただけたら嬉しいです。

梶田家が購読している朝日小学生新聞のお試し読みはこちらから↓↓↓

【朝日小学生新聞お試し読み】