今日は梶田家の子育て事情についてのお話です。
<食を大事にする>
に通じるところがあると思い
ここで紹介させていただきますね。
昨日はゆきと2人で
安岡定子先生のこども論語塾に参加してきました。
論語塾といっても論語のお勉強というよりは
季節の行事や日本の伝統文化を学びつつ
じゃ、それに関連して
論語ではどんなことを言っているかな?
という感じに進む論語塾。
だから学校のお勉強とはずいぶん雰囲気が違って
みんな楽しそうに参加しています。
意見も自由に発表できるし、
先生の話を聞きながら
折り紙をしている子もいます。笑
でも毎回最後は
みんなで論語を素読して終わります。
昨日は5月なので・・・
「こどもの日はどうだったかな?」
というお話になりました。
「かしわ餅食べた?」
「しょうぶ湯入った?」
から始まり…
「なんでこいのぼりは鯉じゃなきゃいけないの?」
「吹き流しはなんで5色なの?」
そこから陰陽五行の話にもっていき
登竜門の故事成語のお話をして
小学生を夢中にさせてしまう定子先生、
ほんとにかっこいいな~と思いました。
その中で1番強調されていたのが
<体験することの大切さ>でした。
なんでも調べればわかりますが
やってみないと分からないことって
たくさんあるんですよ。
この論語塾は予習も復習も必要ありません。
そんなことより
日本の伝統行事をしっかり楽しむことの方が重要。
あなたたちは将来世界に出ていくんです。
その時に違う文化の人と必ず交流します。
自分の文化を話せることって、
すごく大切なこと。
四季があって、
季節の花が咲き、
季節によって食べ物が変わる国って
世界になかなかないんです。
そんなすっごい国で
皆さんは生活できているんですよ。
だから、季節の行事を
おうちの人と楽しんで行ってくださいね。
というメッセージは
とてもとても納得のいくものでした。
<こどもの日>という行事を
知識として知っている人は
たくさんいると思います。
でも実際にかしわ餅を食べ
しょうぶ湯に入って
こいのぼりのお話をするご家庭って
決して多くはないと思います。
本で知っている<こどもの日>よりも
実際に体験して…
「楽しかった」
「おいしかった」
「菖蒲はいい香りがした!」
「こいのぼりは大きかった!」
そういう感動と一緒に思い出の中にある<こどもの日>って
誰かに話すとき、すらすら話せるものです。
文化は覚えるものでも勉強するものでもありません。
体験してつないでいくもの。
私自身、母や祖母がこうやっていたな~
という風景を思い出しながら
ゆきと一緒に日本の伝統文化を楽しんでいます。
伝統行事の中には
様々な日本人の知恵が詰まっています。
そして伝統行事には必ず伝統食が付いてきます。
日本文化の継承者として
伝統行事を楽しむって大事だな~と思った
こども論語塾でした。
それでは今日も
人生最高の1日を☆彡