essay エッセイ

<継続>のポイントは意志の力ではなく…〇〇の喜び!?

楽しいことを継続するのは簡単ですが
将来絶対役に立つと分かっていても
あまり楽しくないこと…(例えば英語の勉強とかね)
って継続するのが難しかったりします。

たいてい「忙しくなったので」とか
あいまいな理由をつけてやめてしまいますよね。

私は今まで意志の力でそれをどうにかしようと思っていました。

「この苦しみをこえたら、きっとバラ色の世界が待っている!!」
的な考えでひたすら継続することを耐え忍んでいました。

しかし、最近それよりももっといい方法があるということに
気が付いたので、今日はそのお話です。

私は今月開催の木更津トライアスロンにエントリーしています。
【木更津トライアスロン】←詳細はこちらをクリック
※お時間ある方、ぜひ応援に来てください。

スイムはトライアスロン経験がある同じ競泳チーム所属の方に、
ランはこちらもフルマラソンが趣味の方にお願いしていて
私はバイクを担当します。

ロードバイクを本格的に乗るのは10年ぶりで
以前の感覚とは全く違う・・・つまり
体力も技術も劇落ちなのに
バイクの性能だけはやたら良いという
まさに目を覆いたくなるような現状。

ちなみにですが、トライアスロンを結構熱心にやっていた時は
ロングライドは1日で250キロ走ってまだいけるなって感じでした。笑
今の私には絶対無理!!

(現状は↓↓↓)
坂道ではすぐに呼吸が上がるし
なんせ筋力低下でポジションが出ない。

「なんで出ようっていったんだろう私~!!」と何度も後悔…。

でも、やると決めたらやるしかないので
今は週に2回は80キロを乗ると決めて練習しています。

練習は1人で行っていますが
サイクルメーターを付けているので
距離も時間もしっかり計測できますから
どのくらい上達したか一目で分かります。

練習の朝は早朝から憂鬱です。笑

だって80キロのるとなったら4時間近くかかりますし
息も苦しいし、帰宅する時には
自宅の近くにあるなんちゃあない緩やかな坂も上れないくらい疲弊しています。

「は~、この坂が上れないくらい疲れるんだな」
本心はマジ憂鬱…なのですが、
時間になったら家を出るというルーティーンだけは
しっかり守っています。(結構マジメなので笑)

家を出る前に「やめたっていいんだよ」という心の声が聞こえるのですが
その声にはやっぱり「ノー」なのです。

なんであそこで<苦しいから練習やめる>と決断しないのだろうと思い
よくよく考えてみました。

すると・・・毎回毎回できるようになることがあるのです。

〇タイムが縮まる。
〇前回きついと思っていた坂道が少し楽に登れた。
〇いいポジションで走行できた。
〇まだ乗れる余力が残っている。

などなどタイムに反映されないくらい小さなことで
本当に私にしかわからない違いなのですが
ほんのちょっとできるようになっている。

それが本当にうれしいわけです。

「あれ、私できるようになってる!」
そう感じた時の喜びって、練習の苦しさをはるかに凌駕します。

できるようになるって嬉しいこと。
できるようになるから、苦しい思いをしてでも
練習しようと思えるのです。

新しいことを学ぶときって
できるようになっている自分を想像しなさいとよく言われますよね。

でも、今回の私のように、できる自分がはるか遠い場合は
その時点ですでに<やることを放棄したい感情>が芽生えてしまいます。

いったんできる自分をイメージしてもいいかもしれませんが、
結局は日々の喜びを感じられなかったら、なかなか長続きはしないもの。

だから、日々の喜びが継続につながるような仕組みを作ることが
物事を意志の力に頼らずに継続させるポイントだと感じました。

食事も陰陽も私も初めはちんぷんかんぷんでした。
でも、継続するうちに1つ、また1つと
できるようになることが増えて今に至ります。

私に唯一の才能があるとすれば
<陰陽で考え食事で身体と心を整える>ということを
20歳の時から現在まで18年以上継続できたことでしょう。

このメッセージが
「分かった!」
「できた!!」
「そういうことか!!」
という日々の喜びと陰陽で考えるきっかけになったらいいなと思って書いています。

継続は力なり。
その継続の後ろには日々の小さな喜びがきっとあります。
その喜びを大事にしていきましょう。

それでは今日も
人生最高の1日を☆彡