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身体と心はつながっている~腎の不調は過去思考が原因だった!?~

あらゆる身体の不調は<心のクセ>の反映です。生き方が間違っているよ、もっと楽に生きられるよというサインが不調や病気となって表れてくるのです。だから、根本治療というのは<心のクセを変える>ということ。今回は腎の不調を食養生でも気功でもなく、心理ワークで解決する方法をお伝えします。

1, 腎の不調ってそもそもなに?

心身に不調をきたした女性
<五臓六腑>という言葉はどこかで聞いたことがあると思います。これは東洋医学の概念で五臓というのは肝、心、脾、肺、腎の5つをさします。しかし西洋医学の肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓とはちょっと考え方が違います。東洋医学の方がより大きな概念と言えるでしょう。

例えば、今日お題にしたい<腎>ですが、西洋医学における腎臓は血液をろ過して身体の不要な老廃物を尿として身体の外に出す働きです。しかし、東洋医学における腎はもちろん老廃物を出す働きもありますが、成長や発育、生殖など人間の根本的な活動に必要なエネルギーを作り出す働きをさします。つまり生命力そのものなのです。

その腎が不調になるとこんな症状が出ます。↓↓↓

身体がむくむ、頻尿、膀胱炎、腰痛や腰の痛み(おもだるい)耳鳴りやめまい、下半身の冷え、歯や骨が弱くなる、不妊、月経不順、頭痛、認知症、髪の毛の問題(パサつき、薄毛、抜け毛等)ビクビク臆病になるなどなど

これらの症状は東洋医学では腎の弱りが原因と判断します。

いかがですか?上記の症状をみてみると、生命力が低下しているというのが分かると思います。「この人、いきいきしているな~」という方って、上記の症状の真逆であることが多いですよね。

2,本当の根本治療は<思考のクセを変える>こと

新緑の森の中のイメージ
実は先日の気功教室で参加者の方から「腎の調子が悪いようなのですが何か対策ありますか?」という質問をいただきました。その方は上記の項目の何個かにあてはまる症状がありました。

ここで具体的な養生(食べ物や気功などで身体を整える方法)をお伝えすることもできたのですが、もしかしたら心の問題を解決する(思考のクセを変える)方が早いのでは?と思ったのです。

なぜかというと、東洋医学は西洋医学に比べて根本治療が得意といわれますが、食事や気功ですら実は対処療法!!本当の根本治療というのは<思考のクセを変える>ということなのです。

3,人間は3つの基準で生きている

白い花束
具体的なお話に入りましょう。

腎は生命力そのもの。しかしそこに不調があるということは生命力が輝かない<思考のクセ>が出てしまっているということです。

人間は3つの思考で生きていると言われます。現在思考、過去思考、未来思考です。

現在思考は「今日は5時に子供のお迎えだな」とか「この書類は今日が締め切りだな」とかToDoリストに書くような内容のことです。今の記憶に裏付けされた今まさにすべきことという考え方。

過去思考は一般的に言うところの過去の記憶のことです。こんなことしたな、あんなこできたな、という過去にあったことやできたことの記憶です。

未来思考は将来かなえたい未来の形です。未来の理想像的なものを誰でもイメージの中にはあると思います。それが未来思考。

人間は誰でもこの3種類の記憶を持っていてますが、その使用割合は個人によって違うそうです。この割合によって幸せを感じやすいのか感じにくいのか、また、望む未来がサクサク手に入るのかそれとも夢物語で終わってしまうのか決まってしまうのです。

4,生命力が1番輝く思考はどれでしょう?

能力開花を象徴するピンク色の蓮の花
では質問!!
「この3種類の中で1番生命力を輝かせられる記憶はどれでしょうか?」

答えは…未来思考です。

つまり、生命力が輝いていない(腎の不調がある)と身体がサインをだしているそのサインを言葉にしてみると…

「過去基準で生きてるとつまんないぞ~」
「もっと未来の記憶を活用してくれ~!!」
「過去に意識があると生命力どんどん弱っちゃうよ~」
「本当のあなたの生き方からずれてるよ~」

といった感じでしょう。

5,未来を向いて生きるか?過去を向いて生きるか?

青色が美しい春の花。
それではまたしても質問、第2弾!!

「あなたはどんな人ですか?」と質問されたら、あなたはなんと答えるでしょう?

「私はこんな経歴でこんなことをしてきた人です」→【過去思考の人】

「私はこんな未来を作る人です」→【未来思考の人】

さてどちらの答えに近かったでしょうか?

ほとんどの人が「あなたは誰ですか?」という質問に対し、私はこんなことがあって、こんな思いがあって、こんなことをしてきた人です。と過去の話をするそうです。

でも落ち込まないでください。

これは人類の進化の過程で身に着けた種を保存する知恵だったとも言われています。原始時代、ここに行ったら食べ物にありつけた。この食べ物を食べたら元気になった…などなど過去の経験の上に人類は進化してきたのです。

しかし、実際のところ、かなり高度に文化が発達した現代にそのような過去に頼る生き方はミスマッチ。身の安全は過去の記憶に頼らなくても十分に守られます。だったら、生命力が輝く生き方にシフトするのが得策です。

6, 未来を基準にいきるとすべてが好転する

四つ葉のクローバーが光を受けて輝く
未来の基準で生きることを始めるといろいろなことが好転します。

まずは、気分がいい。笑!!

過去基準で生きている場合、思い出すのはほとんどができなかった記憶だったりします。もしそうでなくても過去にこのくらいできたから、現在の私はこんなところが無難だろうという判断をしてしまいがち。

つまり、過小評価しやすくなるのです。過小評価する毎日が続けば、潜在意識からしたら「なんだ、俺がそこまで頑張らなくてもご主人様はいいみたいだな。当分休んでいよう…グーグー」と目を覚ますことなく寝てしまいます。残念ながら、夢をかなえるための強力な助っ人である潜在意識の協力が得られないんですね。

ちなみにですが、潜在意識というのは私たちの意識を超えた意識と呼ばれ、無限の可能性の場とも言われます。潜在意識を味方につけることで常識では考えられないようなすばらしい結果を実現できると言われています。

7,未来のイメージを呼び起こす方法

白い花瓶に入ったピンク色の花
未来思考で生きるために将来かなえたい未来をイメージ(未来の記憶)呼び起こす必要があります。ほとんどの人は過去思考で今を生きていますから、まずは未来にかなえたいイメージを思い出すことからスタートです。

そんな時に有効な質問が「私はなにをしたいの?」というすごくシンプルな質問。

出てきた答えは意外なものかもしれません。しかしそれを否定せず、できる限りその声にこたえていくことが大切です。

また、なかなか答えが出てこないかたもいらっしゃるかもしれません。それでも問いを発し続けることが重要。脳は必ず答えを探し出すという性質があります。問いのないところに答えはありません。しかし、問いがあるところには時間がかかっても必ず答えを探してくるというのがすごいところ。1度で答えが出なくても、そこで終わりにせず、何度も何度も問いかけてみてください。そのうちに答えがどんどん出てくるものなのです。

また、もう1つ未来を思い出すうえでポイントがあります。

できるできないで判断するのではなく、やりたいかやりたくないかという判断基準です。
こんなことがしたい、こんな旅がしたい、こんな家に住みたい、こんな車に乗りたい…常識や恥ずかしさ、見栄やプライド、絶望感や自信のなさなどはいったん横に置き、子供に戻ったような自由な心で未来の記憶を思い出すことをしてみましょう。

雑誌やテレビ番組、憧れの人物などをヒントに、叶ったら嬉しい未来をイメージし形にしていきます。そしてその未来思考からでてきたイメージを眺めながら(思い浮かべながら)その未来にふさわしい自分になるための戦略を考え実行していきます。

これが未来思考で生きることです。
そしてこれが腎の不調を改善する心からのアプローチです。

8,未来志向を頭にセットする

幸せを象徴するクローバー
今回は腎の不調を心のワーク(心理ワーク)から改善する方法を紹介しました。人間は何もしなかったら過去思考で生きてしまいがちです。このワークで出てきた答えを頭の中にセットし、未来思考で生きる心のクセをつけていってください。それが人生を好転させるポイントです。

より具体的に身体の不調から心のクセを変換して望む未来を形にしたい方は<コンサルティング>という形でお手伝いさせていただいています。パワフルに望む未来を形にしたいという方は下記のリンクから詳細をご覧ください。

身体は常に大きなサインを発しています。それは身体を通した心の声であり、その先に本当のあなたが望む未来の形が待っているのです。

【不調を未来の強みに変えるコンサルティング】