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下痢や整腸に活用できるくず練りの作り方

日本人の腸を整えるのにぴったりの食材、葛。それを使った手当ての紹介です。主に解熱に活用できるのは濃度の薄い「くず湯」。今回紹介する「くず練り」は葛湯より濃度をあげて(より陽性)作ることにより、お腹の調子を整える力が強くなります。特に下痢の改善や下痢の後に活用できます。

1、くず練りの効能

日本人の腸を整えるのには葛が最適と言われるくらい日本人と相性ぴったりの葛。

でんぷん質のやわらかい粘り気が腸壁に付着し、腸の荒れを防いでくれます。それと同時に、身体に必要な水分や栄養分を保持して下痢の改善に役立ちます。下痢の時だけでなく、下痢の後の回復期にも食事として活用できます。

2,くず練りの作り方

【材料】※1回分
本葛   32g
水    1カップ
自然塩  少々

【作り方】
①お鍋に本葛とお水を加えよく混ぜます(かたまりが残るとダマになるので注意)
②強火にかけ木ヘラでよく混ぜます
③とろみがつき、色が透明になったら火を弱め(沸々するくらいの火にする)5分以上火をいれます
④最後に塩を加えよく混ぜ、火を止めて出来上がりです⇒熱々をいただきます。

3、最後に

本葛は自然食品店で購入できます。スーパーなどで市販されている「くず湯」はジャガイモのでんぷんを使用したもので、身体を冷やす効果がありますのでご注意ください。(本葛とは別物です)

本葛はオーサワジャパンが販売している『国産吉野本葛』が品質がとても良くお勧めです。