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梅生番茶 の作り方

梅生番茶の作り方を紹介しています。
疲労回復、血液の浄化、風邪、痛み、貧血、下痢など陰性の症状全般に効果を発揮するお手当です。梅干し、醤油、生姜と番茶の有効有効成分が相乗的に働くことによる効果です。

梅生番茶①と②がありますので症状によって対処してください。適応症はそれぞれに示しましたが、②の方がより重い症状に使用すると覚えておくといいでしょう。

梅生番茶①の作り方

疲れや胃腸の不調など疲労回復に効果を発揮する梅生番茶①の作り方です。

適応症

疲れ、疲れによって朝起きるのが億劫な時、胃腸の疲れや不調、腹痛、貧血、低血圧、食欲不振、陰性が原因の冷えの症状、卵巣炎、左側の肩の凝り

作り方

【材料】
うめぼし・・・中1個
醤油・・・・・小さじ1・1/2
生姜汁・・・・2,3滴
3年番茶・・・150~200CC

【作り方】(①も②も共通)
湯飲みや茶碗に梅干しを入れ箸でよくつぶし分量の生姜汁(②ならばすりおろし生姜)と醤油を加えぐらぐら煮立っている3年番茶を加え、熱いうちに飲む。

梅生番茶②の作り方

胃腸の激しい痛み、下痢、二日酔い、貧血に効果を発揮する梅生番茶②の作り方です。

適応症

内臓の痛み、特に消化器系の激痛時(十二指腸潰瘍、胃カタルなど)食あたり、下痢、嘔吐、胃がんや腸のがんによる痛み
※打ち身(内出血)には使用できるが、外傷がある場合は出血を促すので使用しないこと。

作り方

【材料】
うめぼし・・・・大1個
醤油・・・・・・大さじ1
おろし生姜・・・梅干しの1割
3年番茶・・・150~200CC

【作り方】(①と同様)
湯飲みや茶碗に梅干しを入れ箸でよくつぶし分量の生姜汁(②ならばすりおろし生姜)と醤油を加えぐらぐら煮立っている3年番茶を加え、熱いうちに飲む。

中医学的アドバイス

マグカップをもつ髪の長い女性
この手当ては梅干し、醤油、生姜、番茶の有効成分が相乗的に働き不調を回復させます。

梅干しのクエン酸、生姜の発汗解表に働きにより代謝が促され血液がサラサラになり痛みがおさまります。そこに醤油と梅干しの良質な塩分が入り、血液中のヘモグロビンが活性化し、必要な酵素を身体の隅々まで運びます。

さらに醤油の生きた酵素は胃腸を整える働きがあります。

また、腹痛や下痢が起こる原因である雑菌の働きを梅干し、生姜、番茶の殺菌力で抑えることができます。

ただし外傷や内臓出血の可能性がある方は飲まないでください。

材料選びのアドバイス

手当てに使う材料はシンプルですが良質なものをそれえましょう。質が良いものはそれだけ回復への効果も上がります。ここでは梶田が自信をもってお勧めできる商品を紹介します。

〇梅干し⇒龍神梅

〇醤油⇒あかね生醤油、もしくは、正金こいくち醤油

〇生姜⇒ボトルやチューブの物ではなく自然栽培のものを使いましょう

〇3年番茶⇒オーサワの赤番茶、もしくは、無双の無双番茶