Content コンテンツ

春の薬膳レシピ~よもぎの草もち(酸味爽やかレーズンあんこ)~

春になると青々としげるよもぎ。古くから日本でも民間薬としてその効能が知られてきました。ピクニックに出かけて摘んできたヨモギでぜひ作ってみたい逸品です。

あんこには甘みとして養血作用のあるレーズンを使用したレーズンあんこを紹介しています。砂糖を使ったあんことは一味違い酸味のきいたフレッシュな甘みをお楽しみください。

材料

よもぎ    60g~80g
上新粉    200g
熱湯     170ml
白玉粉    50g
水      30ml
レーズンあんこ 適量(作り方は下記の別記事を参照してください。↓↓↓)

作り方

① ボウルに白玉粉と水を入れ粒を溶かす。

② ①に上新粉を加えはしでまぜ、耳たぶくらいの方さになるよう手でこねる。

③ 蒸気が上がった蒸し器に固く絞ったふきんを敷き②を一口大にちぎりならべ強火で15分蒸す。

④ ヨモギを洗い、ごみをとり、重曹を入れたお湯でゆる。火が通ったなら水を切り繊維を包丁で細かくするように切った後にすり鉢で細かくする。

⑤ 蒸し上がった生地に④を混ぜすりこ木でつき、ある程度混ざったら艶が出るまで手でこねる。

⑥ あんこを丸めて生地で包む。

薬膳的アドバイス

春になると青々としげるよもぎは日本でも昔からその薬効が知られていました。
中医学では艾葉とよばれ経絡を温め出血を止めたり、血液の浄化を促進する働きがあります。春の野の草には排毒を促進する力があると言われます。

よもぎは止血効果があるため野外の活動で怪我をした際や鼻血が出た場合菜など適量のよもぎを揉んで患部に当てるいことで応急処置ができます。
また、乾燥させてお茶にしたりハンカチなどで包み枕のなかに入れることで安眠効果が期待できます。

春の野でお子さんと一緒によもぎ摘みをしてそのまま草もちづくりまで一緒に行えば春を体験する一大イベントになります。季節を感じて季節をいただくことは食育の基本です。ぜひ、チャレンジしてみてください。