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<毒出し>ってなに!?旅先で絶好調をキープする5つのポイント解説編

「旅先で体調万全をキープする5つのポイント」
と題しまして5つのポイントを紹介しました。

読んでいらっしゃらない方はこちらから↓↓↓
【旅先で体調万全をキープする5つのポイント】

先日から項目1つずつ解説をスタートしましたが
今日は<毒だし>についてのお話。

5つのポイントの中では
『2、行った先で食べるであろう地元の物に対処できる<毒だし>を準備していく。』
と紹介しました。

<毒だし>と聞くとおどろおどろしいものを想像してしまいそうですが
食べ物、特にタンパク質の消化を助けてくれる
消化促進剤のような役割を果たしてくれる食べ物のことです。

陰陽を合わせた食べ方というのは
身体に残渣が残らない食べ方といってもいいと思います。

不要なもの、過剰にとったもの、消化しきれなかったものが
身体の中に残ることによって不調が起こります。

その不調はすぐに表れるかもしれませんし
1年後かもしれませんし
10年後かもしれません。

だったら…そもそも身体の中に残渣を残さないような食べ方をする
ということを目標にしたらとっても都合がいいと思いませんか?

その具体的な方法が<毒だし>です。

これは日本人が昔から生活の中で活用してきた知恵で
実は伝統的な日本食にはこの毒出しがしっかり活用されています。

具体的な例をあげましょう。
今回の旅で行った和歌山ですが、お魚が美味しいところです。

お魚はタンパク質がメインの栄養素で陰陽で見れば陽性です。
ぎゅっとしまる力を持っています。

適度なしまりは、やる気や活力を生み出しますが
過剰なしまり(陽性過多)は締まりすぎが原因で
頭痛を引き起こしたり、便秘になったり、
気持ちの面で、せっかちになったり、暴力的になったり・・・と
ちょっと困った状況を引き起こします。

そんな魚の毒出しは何だと思いますか?

お刺身についているアレ、
焼き魚に添えてあるアレ、
お寿司屋さんで出てくるアレ
カツオのたたきに添えてあるアレです。

毒出しはこの必要以上に締まる力を緩和してくれる働きを持っています。
そしてお魚のタンパク質の分解を助けてくれ
さらに、食中毒防止効果もあります。

だから、お魚と一緒に食べることで
残渣か残りにくく、絶好調をキープできるのです。

答えの発表・・・の前に、
まずは、日本食を想像しながら
自分なりの答えを考えてみましょう!

自分なりの答えを出してから
解答を聞いた方が絶対記憶に残ります!!

ちなみに、この毒出しは気休め程度ではなく
しっかりと効果を発揮してくれる優れもの。

以前、こんなことがありました。

マグロが美味しい三崎に行ったとき、
せっかくだからとマグロ料理を頂きました。
すると、普段菜食ベースの私とゆきは
強烈な頭痛に見舞われました。

そんな時に限って毒出しの用意をすっかり忘れていて・・・

「やばい、毒出し持ってこなかった!!」
と急いでスーパーにダッシュ。

その毒出しを頂いたら、けろっと頭痛は収まりました。
毒出しを活用してから、5分か10分程度で症状は劇的に改善。
という経験があります。

さて、今回はお魚全般に共通して使用できる
毒出しはなんでしょう?という質問をさせていただきました。

もっと細部を見ていったら
その魚の住む場所によって陰陽の違いがあるので
磯に住む魚はコレ、
遠洋に住む魚はコレ、
川魚はコレ・・・
というように毒出しもさらに細分化できるのですが
ここではお魚という大きいくくりで考えてみましょう。

正解とその活用法は次回の記事でお知らせします。
お楽しみに。

それでは今日も
人生最高の1日を☆彡