essay エッセイ

心に力が入ると酸素を無駄遣いする!?

いかがお過ごしですか?梶田裕深です。

昨日は競泳チームの練習会に参加してきました。
今月はクロールで長距離を泳ぐという目標を掲げ
練習に励んでいます。

昨年からチームに加えていただき、
かっいい先生の元、優しい先輩方と一緒に
毎週1回、本格的に泳いでいます。
ちなみに…かっこいい先生は女性です。笑

昨日もなかなかハードな練習だったのですが
1つ大きな気づきがありました。
今日はそのお話です。

練習ではアップをしてから本練習に入りますが
その本練習がペースも距離も
現在の私にとってはチャレンジングな内容でした。

泳ぎだしてしまえば、泳ぎ切るしかないのですが
スタート前のわずかな時間に
実は内心、かなりドキドキしていました。

ようは緊張していたんです。

「頑張るぞ!!」という気持ちと、
「いや~最後までついていけるかな…」
という不安が頭をよぎり
心がきゅうう~っと固くなっていました。

すると…
泳ぎだしからかなり苦しい!!

後半になって疲れがたまってきてから苦しくなるのなら
理解できるのですが
初めの25mでかなり苦しい。
「これはやばい!」と思ったときに、
「長距離は余計な力を入れずに楽に泳ぐの」
という先生の言葉がよみがえりました。

改めて自分自身を見てみると、
心の身体も緊張してる。笑

でも、がっちがちの緊張というほどでもなく
ちょい緊張くらい。

だけど、その緊張でかなり酸素を無駄遣いしているという事実に
水の中で気が付いたんです。

地上にいたら酸素は吸いたい放題ですから
今まで気づかなかったけれど
実はこのきゅっとするくらいの緊張…
つまり
本人としては<緊張しているという自覚はあまりない程度の緊張>でも
これだけ身体への負担が大きいのか~と気づくことができました。
というくらい苦しかった。笑

緊張ってこんなに体に影響がでるんだと改めて実感。

そこからどうしたかというと…
心を無にしました。

毎日瞑想と気功(座禅)をしている私ですから
この辺は得意で…。
心のさざ波静めていくと、どんどん体が楽になってきました。

泳ぐというより、水に溶けるようなイメージで水中にもぐると
すごく静かに、でも、しっかりと泳げるようになり
最後までほかのチームメイトに遅れをとることなく、
すべてのメニューを終えることができました。

今までまったく意識していなかったのですが
毎日の瞑想や座禅で心や身体の余計な力を抜き、
ニュートラルな自分に戻るということを
やっていたんですね。

<瞑想や気功には不思議な力がある>
と日々いろんなところで発信していますが
また新しい視点でその効果を体感することができました。
これは地上で走る、では気づかなかったことだと思います。
ちょっと苦手な水の中だからこそ気づくことができました。

水中と陸上では体の感覚が
まるで違うというのがまた面白い。

最後に…
毎週練習しているスイムですが、
今年の目標はトライアスロンの大会に出ること!!
日本で唯一、滑走路を走れる大会として有名な
木更津トライアスロン完走を目指してます!

それでは今日も
人生最高の1日を☆彡