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春の薬膳レシピ~肝を養うちらし寿司~

春と秋に訪れる昼と夜の長さが一緒になる特別な日、春分と秋分は自然界の陰陽の転化が起こる日です。食卓でも陰陽のバランスがとれた食事を心がけることが絶好調を維持するためのポイントです。
そんな陰陽のバランスがとれるレシピの紹介です。

材料

お米    2カップ
海老    100g
アスパラ  4本
卵     2個
蓮根    20g
人参    50g
生食用菊花 適量
塩     適量
酢飯用合わせ酢 酢大さじ2、はちみつ大さじ1、塩小さじ1

作り方

① お米は酢飯ように固めに炊く。

② 卵に塩少々を入れ炒り卵をつくる。

③ 人参は千切りにし少々の塩を合え、表面に水分がういてきたら酢と水を加え蒸し煮にする。

④ 菊花はがくをとりほぐしておく。

⑤ 海老は殻をむき背ワタを取る。アスパラと蓮根は一口大に切る。

⑥ ②を鍋に入れ、水80mlをいれ蒸し煮にする。

⑦ 酢飯用の合わせ酢を作り炊きあがったご飯にまぜる。

⑧ 具材を盛り付けて菊花を散らしできあがり

薬膳的アドバイス

昼と夜の長さが同じになる春分(秋分)の時期は自然界では陰陽の転化が起こる時期です。陰陽のバランスを整えるためにも、食卓にも陰のエネルギーと陽のエネルギーをバランスよく取り入れることが健康のポイントです。

陽を補う海老と陰を補うアスパラに春に活発になる肝を養生する酸味を合わせました。雛祭りだけの特別食ではなく、春の養生としてちらし寿司をお楽しみください。

菊花は氣血の流れを良くする働きがあり、お茶として長くのめがアンチエイジング効果が期待できます。肝の弱りによる目の疲れ、めまい、熱っぽさイライラにも効果があると言われています。

お子さんが喜ぶ彩鮮やかなレシピです。ママが下準備をして盛り付けをお子さんに任せるなど食育の一環として作る段階から親子で楽しめるレシピです。また、お誕生日や雛祭りなど活躍の機会が多いです。

最後に

春の養生に関する記事をホームページのコンテンツに掲載中です。レシピと合わせて読んでいただくと春の季節の特徴、身体の変化、心の変化を感じやすくなると思います。宇宙のリズム(季節のリズム)は私たち人間にも同じリズムが流れています。

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