essay エッセイ

少しでも前に進む

実は私、6月25日に
陸上自衛隊の木更津駐屯地の滑走路でおこなわれる
木更津トライアスロンに出場予定です。

<日本で唯一滑走路を走れるトライアスロン>
というキャッチーなうたい文句に誘われて
友人と3人でリレー部門にエントリーしました。

トライアスロンの大会出場は学生ぶり。

最近やっと本腰入れてバイクの練習を始めました。

都内は信号ばかりで長距離を一定速度で走行することが難しいので
できるだけ本番の滑走路に近い
荒川の河川敷での練習時間を確保しようと思っています。

荒川までは梶田家から20キロ。
往復で40キロあります。

バイクのブランクがありすぎる私にとっては
移動だけでも大変でしたが
大会まであと1か月ちょっとということを考えると
やるっきゃない!!という感じです。

昨日は往復の40キロと
荒川のコースを33キロ走ってきました。

荒川って結構風が強いようで
河口へ向かう時はいいのですが帰りが大変!

17キロ近くずっと向かい風で息をするのも一苦労。

本心としては
「もう、ペダルこぐのいや!!」
だったのですが・・・
もう1人のスパルタな私が
「ギアを落としてでも絶対ペダルから足を離すもんか!」
と意地になっておりまして、
結果必死にペダルをこぎつづけました。

競技用の自転車はペダルがビンディングになっていて
シューズとガチっとくっついていますから
簡単には足を地に着くことができません。

自分でギブアップしない限り
いやでも漕ぎ続けることができる。笑

その間、ずっと思っていたのは
「少しでも前に進む」
ということ。

前に進むためには自分が動き続けなければいけません。
足を止めたら自転車は倒れるでしょう。

でも、進むという意思さえあれば
自分の力だけで進むことができるのです。

それがゆっくりだったとしても…
確実にゴールに近づいている。

これ、自転車やスポーツだけでなく
目標達成や人生においても同じことだと思っています。

進むためには誰かの力に頼ったり
誰かにおんぶにだっこでは進めません。

自分の足で進む。

でも、進む気持ちさえあれば、
どんなに遅い歩みでも
必ずゴールに近づいているんです。

だから私は少しでも前に進むと決めています。

自転車だけでなく
いろんな目標に向かってってことです。

少しでも進めたら花マルです!

で、結局昨日の練習は
荒川のコースでの練習を終え
無事に自宅にたどり着くことができました。
強風のおかげでホントに脚力のいいトレーニングになりました。

「今日はもう運動したくない~!!」
と思っていたら
夕方、いつもは走りたくないゆきに
「一緒にランニングにいこう!」と誘われ…涙

もう足が痛くて痛くて痛くて
グデグデのランニングタイムとなりました。

結局ランニングの時も
「少しでも前に進む」
と言い聞かせている自分がいて
なんだか笑っちゃいました。

もちろん今日も
少しでも前に進もうと思います!
そして人生最高の1日に☆彡